時は流れて
先日、史上最大の鉱山事故とも言われる三井三池炭鉱の事故から50年の追悼行事のニュースがありました。50年前と言うと、よく覚えているわけではありませんが、石炭はエネルギー資源としては斜陽を迎えていたように思います。とくに国内の石炭炭鉱は、コストの点でも苦しく、石油に席を譲りつつあったように思います。発電のためのエネルギー源として主力になった石油は、その後の石油ショックの影響で比率を下げ、天然ガス、そして震災前までは原子力に主力の座を譲りました。
澤昭裕さんの『精神論抜きの電力入門』には、「電力の大きな構造変化には時間がかかる」と書かれていました。急激な変化は摩擦も大きいことを覚悟すべきだと思います。
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