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2013年12月14日 (土)

サプリメント経済

敬愛する毒舌のエコノミスト・浜矩子同志社大学教授は、ひたすら政府・日銀の刺激策に依存する現在の日本経済を評して「ドーピング・エコノミー」と言いました。言葉を変えて言うと、「サプリメント・エコノミー」ではないかと僕は思います。本来の栄養源である食物ではたらず、「サプリメント」に依存しないとやっていけないように思われるからです。

その典型が、今与党が検討しているという「大企業の交際費経費算入拡大」ではないかと思います。交際費を増やすことで、企業の事業活動を刺激しようという発想は、時代錯誤としか思えませんが、その目的が飲食店の売り上げ減少を何とか抑えたいということだとメディアは伝えています。何とも能天気な発想で、その財源は税金であることなど頭の片隅にもないのでしょう。

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