農薬混入事件
昨年末に発覚したマルハニチロのグループ会社アクリフーズの群馬工場で、数種の冷凍食品に農薬のマラチオンが混入した事件で、容疑者が逮捕されました。容疑者が否認していますから断定はできませんが、内部の犯行という大方の予想は間違っていなかったようです。正月返上で警察は努力されたのでしょうが、個人的にはちょっと時間がかかったかなという感じも拭えません。
この会社の製品のみならず、冷凍食品全体に買い控えが広がっていたようにも思えますから、社会に与えた影響は小さくなかったでしょう。以前に靴からマラチオンが検出されたという報道もありましたから、容疑者はその時からかなり絞られていたのでしょう。勤務状況などを調べれば、もう少し早く解決できなかったのかという思いも否定できません。
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