実験の再現
STAP細胞の論文の疑惑が取り上げられますが、国民が関心はもっぱら「STAP細胞が本物かどうか」ではないでしょうか。理研は追試を行って確かめるが、1年くらいはかかるだろうということのようです。慎重に進める必要があるのは分かりますが、ちょっとかかり過ぎるような気もします。
まず小保方さんがこれまで行った実験で、どれくらい万能細胞を得るのに成功し、どれくらい不成功だったかを明らかにすべきではないでしょうか。実験記録が十分でなく、内容の調査が困難ともいわれますが、少なくとも研究者本人は「どれくらいの件数の実験をやって、どれくらい成功したのか」は認識しているでしょう。生き物を相手にする実験ですから、100%成功しないことは当然だと思います。小保方さんも疑惑を晴らすためには、積極的に結果を公表すべきでしょう。
今日からちょっと東京に行きますので、週末、ブログは休みます。
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