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2014年4月18日 (金)

調査捕鯨

先日国際司法裁判所で完敗した調査捕鯨について、国会の農水委員会は政府に調査捕鯨を継続するようにという要望を全会一致で決議したそうです。「調査」の名の下に「商業」捕鯨を行っている「偽装」が国際的批判を招いているというのに、その国際感覚のなさには情けないと言わざるを得ません。

批判を正しく受け止めるならば、下手な小細工をするより、沿海および近海に限定し、国際的な理解を得られる程度に捕獲量を抑えた「商業捕鯨」を国際的に認めさせるよう努力するべきだと考えます。エスキモーの人々などには、沿岸での捕鯨は認められています。戦後、貴重な栄養源として恩恵を受けた自分としては言いにくく、捕鯨業の方々には申し訳ないのですが、南極まで出かけて行って獲ってくる時代ではなくなったと思います。

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