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2014年4月 8日 (火)

調査捕鯨

国際司法裁判所は日本の南極海における調査捕鯨について、現在のやり方では調査捕鯨とは認めがたいという判断を示しました。そもそも捕鯨を禁止しなければならない理由が、希少動物の保護、哺乳類を殺すのは可哀想など、さまざま言われますが、説得力があるとは思えません。

さはさりながら、国際的に決められたことであれば、「悪法も法」というのは言い過ぎでしょうが、順法国家である日本は無視するわけにもいきません。数百頭を殺し、肉は販売するというこれまでのやり方は、調査捕鯨とは言えないという今回の判断は驚くには当たりません。日本国内、とくに政界の一部には意外な結果と受け止める向きもあるようですが、見通しが甘かったことを反省すべきでしょう。

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