« 実験ノート | トップページ | 行方不明 »

2014年4月16日 (水)

フランスの苦悩

2012年の選挙でサルコジ前大統領を破って登場したフランソワ・オランド大統領でしたが、その支持率は低下傾向で、最近の統一地方選挙で与党は大敗しました。背景には経済が好調なドイツ、イギリスに比べて、フランスの経済が停滞していることがあるのでしょう。統一地方選挙の敗北を受けて、オランド大統領は内閣を改造し、新しい首相にバルス内相を指名しました。若いやり手の政治家のようですが、生まれは隣国のスペインで、子供の頃にフランスに移り、フランス国籍を獲得した経歴のようです。いかに親しい隣国とはいえ、スペイン人だった人がフランスに帰化して首相を務めるようになるとは、ヨーロッパの一体化も着実に進んでいるのでしょう。そういえば、サルコジ前大統領もハンガリー系で話題になりました。

« 実験ノート | トップページ | 行方不明 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 実験ノート | トップページ | 行方不明 »

無料ブログはココログ