山高ければ

消費税の８％への引き上げから1ヶ月、メディアが伝えるところでは、商売への影響は「想定内」という意見が多いようです。住宅、自動車、電気製品、日用品などによって違いはあるものの、総じて影響は限られており、「土砂降りの不景気」という心配は当たらなかったようです。個人的には予想通りですが、友人の中には、前回の橋本龍太郎内閣のときの経験から、景気後退は免れないという意見もあり、「心配ご無用」というには至りませんでした。

「山高ければ、谷深し」といわれるように、3月には駆け込み需要といわれる一時的な需要増加もありました。その反動がしばらくはあるはずで、4，5月の落ち込みは、それをならして考えねばならないでしょう。そのようなデータが明らかにはるのは、しばらくかかるのでしょう。