機雷掃海
今政府首脳の頭には集団的自衛権しかないようですが、自民党積年の課題というには、かなり思いつきのような印象を受ける点も少なくないのはどうしてでしょうか。その1つが、原油の確保はわが国の存亡にかかわるから、万が一機雷などが設置されたときに、掃海活動に加わることを可能にしたいと考えているようです。
原油の確保は死活的に重要であるとしても、わが国には少なくとも100日を越える原油の備蓄があるはずです。備蓄の積み増し、輸入先の多角化、海上輸送路の複線化など、さまざまな対策が考えられるのではないでしょうか。あまりにも短絡的に武力行使しかないと思いこむのは危険ではないでしょうか。
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