シーレーン防衛
集団的自衛権の見直しの焦点の1つは、シーレーンの防衛だそうです。必要とする原油を大部分中東に依存する日本は、ホルムズ海峡など輸送路が確保されることが死活的に重要であるということは、1970年代のオイルショック以来の国民の常識でしょう。あれから数十年、目に見えて中東依存度が下がらないのは残念ですが、それだけ資源が偏在しているということでもあるのでしょう。
とすれば、近隣の諸国も大なり小なり条件は一緒と考えられます。たとえば韓国も、国内に原油はほとんど産出せず、輸入に依存しています。中国も石油の純輸入国です。アジア諸国と連合して、共同防衛とまではいかなくても、シーレーンを安定化する処置を講じるべきではないでしょうか。
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