ドイツ優勝
1ヶ月に及ぶブラジルでのサッカー・ワールドカップは、ドイツがアルゼンチンを1-0で下して、優勝しました。これまでの試合の充実ぶりからして、ドイツの勝利が順当かと思いましたが、メッシが元気だった前半にはアルゼンチンにも決定的なチャンスがあり、アルゼンチンが勝ってもおかしくはなかったでしょう。大会のMVPがメッシだったように、飛び抜けた選手はいないとしても、ドイツは粒ぞろいの選手の総合力で勝ち抜いたといえるでしょう。
長丁場の大会を勝ち抜くための総合力で、ドイツは抜群でした。試合途中から投入した若手のゲッツエが、胸で止めてボレーシュートを決めるという決勝点にも、ドイツの選手層の厚さがうかがわれます。国内のブンデスリーグでは、バイエルンミュンヘンの独り勝ちが長く続き、イギリスや、スペインに比べると、世界の注目度は下がっていると感じていましたが、この優勝で変わるかもしれません。
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