住民投票
「連合王国」が分裂するのではないかと世界の耳目を集めたスコットランドの独立の可否を問う住民投票は、独立を否定する結果に終わりました。独立派が上回るのではないかという予想が直前に出て、キャメロン首相などの政治家が現地に入り、直接残留を訴える動きもありましたが、人々は夢より、経済などに悪影響を与える懸念という現実的選択をしたようです。
すでに内戦状態にあるウクライナは別としても、同様な問題を抱える、カナダ、スペイン、ベルギー、中国などの首脳も内心ホッとしているのではないかと想像します。日本には幸いそのような問題はないように見えますが、スコットランドでは原子力潜水艦の基地の撤去を求めているそうで、「沖縄の人が独立を求めたら」という連想が頭をよぎりました。
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