予備校縮小
老舗の予備校、代々木ゼミナールが全国に展開している予備校チェーンを大幅に縮小するそうです。受験生の数が減り、大学の定員は変わっていませんので、浪人する受験生が大幅に減っているという事情が背景にあるようです。
ここ半世紀ほどの間、日本の教育制度の性格を大きく決定してきたのは、大学入試と受験準備ではなかったでしょうか。それが曲がりなりにもどこかには入学できるということになれば、試験のための不毛な準備はほとんど必要なくなるでしょう。学校教育の改革という意味では、またとない絶好のチャンスではないでしょうか。安倍内閣は学習指導要領の改訂とか、6・3・3・4制の改革とかを教育改革の課題と考えているようですが、少し的が外れているのではないでしょうか。
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