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2014年12月11日 (木)

GDP確定値

先月大幅なマイナスでショックを与えたGDP速報値が改訂され確定値が公表されました。若干上方修正されるだろうという大方の予想を裏切って、さらに下方修正されマイナス1.9%という結果になりました。景気後退の局面にあることが確認されました。庶民にはあまり関係の薄い数字とはいえ、さまざまな政策判断を左右する数字ですから、これだけ予想が狂うのも尋常ではありません。

エコノミストと呼ばれる人はあり余るほどいるのに、どうしてこれだけ判断を間違うのか、経済学がまだ科学の域に達していないことを示すのでしょうか。根拠なき憶測を逞しくすれば、事実を直視する一匹狼のエコノミストが減って、大勢の意見に付和雷同する人が増えているからではないかと思います。

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