キューバ

オバマ大統領が半世紀にも及ぶキューバとの断交政策を見直し、国交回復交渉を始めることを公表しました。敵対するより平和的に共存する方が好ましいのは当然で、さまざまな経緯はあったとしても、思い切って見直すことは歓迎されるべきだと思います。

とはいうものの、アメリカにはフロリダ州を中心に、キューバから自由を求めて脱出してきた人が多く住んでおり、その人たちの反応が気になっていました。発表から１週間ほど、さまざまな反応も出てきましたが、歓迎する人が大勢のようです。カストロ政権に強く反発する人も、その多くはかなり高齢化して、発言力も低下しているように見受けられます。未来志向で考えれば、大統領の決断は正しいものと信じます。