日米株高
世界中が低金利の時代で景気がいいとはいえないと思うのですが、不思議なことに、株は高いようです。アメリカもリーマンショック以前の時代に戻り、日本は15年ぶりとかいいますので、今世紀に入っての高値水準と言えるのでしょう。とはいうものの、今アメリカの株式相場を左右しているのは、イエレンFRB議長の片言隻語のようです。金利引き上げのタイミングを「忍耐強く見守る」という言葉が入るかどうかが、株式ウォッチャーの注目するところだと聞きます。
日本ではさらに進んで、日銀がETFを買うとか、公的年金が株式投資比率を高めるということが、現在の高値水準を支えていると言われます。自由市場の代名詞というべき株式市場が、官製市場と化している印象は否定できません。アメリカはまだしも出口が見えてきているようですが、日本はどこが出口かもわかりません。
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