急降下
アシアナ航空のA320機が広島空港への着陸に失敗して、負傷者が出る事故を起こしました。犠牲者が出なかったのが、不幸中の幸いでした。街の中にあった広島空港が山の中に移ったことを知りませんでしたが、濃霧の発生、急激な下降気流など、山の中に特有の気象条件も、事故と無関係とも言えないように思います。
滑走路が目視では困難であったとしても、高度を示す計器が働いていなかったのかというのが、個人的な最大の疑問です。何も報道がないので憶測は慎まねばなりませんが、パイロットが計器を見落としていた可能性もあると思います。それでも、異常な低空飛行を警告するアラームはならなかったのでしょうか。
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広島空港は管制官のいる空港では日本一標高が高いそうで、霧がよく発生するのは、要は、単にそれは雲、ではないかとのこと。雲突入により一瞬で視界不良になったようです。また乗客の証言から、ダウンバーストが起きたのではないか、離着陸時のダウンバーストだけは、航空機の克服できていない問題だそうです。ただ視界不良になった瞬間に着陸をやり直すべき決断をミスったとの意見もあり、機長が行方不明?でコメントが出てこない対応が、憶測を呼ぶところです。
投稿: 聡 | 2015年4月19日 (日) 20時53分