ドローン
首相官邸の屋上に飛来したドローンは、福井県の人が反原発運動の宣伝のため、発見される10日以上も前に首相官邸の近くから飛ばせたものだったようです。放射性物質で汚染された土をわざわざ福島県に行って採取したそうですから、念が入っています。飛ばした犯人も官邸の屋上に堕ちたことには確信が持てなかったようですが、厳重な警備をしているはずの首相官邸の警備をする人も、長い間気がつかなかったというのですから、お笑いです。
福井県知事選の直前を狙ったのに発見されず、犯人の狙いは空振りに終わったようです。してみると、このような「劇場型犯罪」は、実害がなければ無視することが一番有効なのかと思いたくもなります。
ドローンによるテロについては、すでに予測されていたそうですが、例によって、なかなか決められない日本の悪いところで、飛んできたら撃ち落としていいのか、から議論して、まとまらないうちに、起きてしまったそうです。でも一度起きてしまえば、同じことで責任取りたくない体質もあり、これからはめちゃめちゃ警戒厳しくなるのでは。そこも日本らしい良いところ?ところかとも思います。
投稿: 聡 | 2015年4月28日 (火) 21時45分