軍需産業
ロシアのテレビがウクライナについて報道するニュースには、特に眉に唾をつけて聞く必要がありますが、ウクライナの軍需産業がロシアというお得意さんを失って、大きく落ち込んでいると伝えていました。対照的にロシアの軍需産業はアメリカに次ぐ輸出額で、好調だそうです。昔旧ソ連の新鋭兵器は多くウクライナで製造されているという噂を聞いたことがありますが、ウクライナとロシアの結びつきは大きなものがあったのでしょう。
軍需産業以外にも、輸出、輸入両面でウクライナ経済はロシア経済に大きく依存してきたといわれますので、経済的な独立の道も険しいものが予想されます。軍需産業が経済の大きな部分を占めるのは、リスクも大きいのだと思います。成長戦略の柱にするなどというのは、もっての外だと思います。
ドイツ覇権戦略というものがあるのではないかとラジオで言っていました。最近では、ギリシャに頑な態度をとりつづけるのは、南ヨーロッパを支配下に置き続けるためではないか。そしてウクライナにも浸透し、ロシアを誘い出して国際的孤立に追いやったことで、問題のトルコ系移民労働力に替わるものとして、ウクライナの労働力をねっらっ他のだとか。
投稿: 聡 | 2015年5月28日 (木) 22時20分