« 軍需産業 | トップページ | 東京オリンピック »

2015年5月29日 (金)

国防意識

アメリカのカーター国防長官が、ラマディからイラク軍が撤退したことについて、「政府軍に戦意が感じられなかった」と論評して、波紋を広げています。アメリカの国防長官にそう言われて、イラクの首相も黙っているわけにもいかないのは分かりますが、シリアの正規軍が敗退する姿などをテレビで見ていると、無責任に言わせてもらえば、戦意不足という感じも否めません。

集団的自衛権や後方支援の議論が始まったわが国も、無縁の世界というわけにはいかないかもしれません。もちろん戦闘に参加するわけではありませんので、戦意が問われるということはないでしょうが、やはりハイリスクの地域で活動するわけですから、自衛隊の皆さんに世界の平和に貢献するという強い決意がないと目的が達せられるとは思われません。

« 軍需産業 | トップページ | 東京オリンピック »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

自衛隊は、いわゆるポジテイブによる縛りのまま、イラクに出ていき、あまり報道された記憶な
いですが、現地武装組織に狙われて、自ら戦えずオランダ軍に助けられた時など、相当危ない目にあったそうですね。54人も自殺者を出したなど尋常な状況ではない恐怖と緊張の連続だったのでしょう。国会ではポジテイブリストに些末な項目を増やすだけのの、議員の自己満足のための議論をやっています。自衛隊のイラク駐留を実際に見たり、演習に参加したり実態を体験することすらぜず理屈だけで議論する議員はまったく不誠実で、戦争で死者が出ると大騒ぎするが、本当は自衛隊員のことなどどうでもよいのでしょうね。後方支援であっても海外に送り出すなら、早くネガテイブリストの自分の判断で行動できる自衛隊に変えてあげないと本当に気の毒です。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 軍需産業 | トップページ | 東京オリンピック »

無料ブログはココログ