コス島
コス島というあまり聞きなれないギリシャの島が、大勢の押し寄せる難民に悲鳴を上げているようです。コス島はギリシャ本土からは遠く離れ、トルコ近海の島ですが、このところ毎日500人、今年に入って10万人を越える難民が船で渡ってくるようです。財政難のギリシャにとっては、大きな負担で、EUの支援を求めています。
オスマントルコが崩壊してギリシャが独立し、エーゲ海の島々の帰属が問題になったとき、ケマル・アタチュルクは、新生トルコにはお荷物だとして、多くをギリシャに譲ったと聞きます。今回の事態は彼の先見性を物語るものかと感じます。
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