ゼロ金利解除
直近のアメリカの雇用に関するデータが改善され、年内のゼロ金利解除が現実味を帯びてきました。この9月にも実現化と予想されたときもありましたが見送られ、今度は年内は無理かとも言われましたが、失業率が5%にまで下がったのを見て、エコノミストは今度こそという人が大勢になっているようです。
日本でも10年以上前に速水日銀総裁が、反対意見を押し切ってゼロ金利離脱を試みたことがありましたが、景気は上向かず、元のゼロ金利に戻らざるを得なかったことがありました。アメリカの場合は、日本の場合より以上に、世界のマネーの流れに対する影響や、新興国の景気への影響などを考慮する必要があり、容易ならざる決断だと思われます。
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