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2015年11月 8日 (日)

有機肥料

マンションの基礎工事のデータ偽装があったと思ったら、今度は有機肥料に飛び火しました。中味を偽って購入者・消費者をだます行為は、何であっても厳しく非難され、その仕事から撤退を勧告されるべきだと思いますが、場合によって、おのずから罪の軽重はあると思います。

今回の有機肥料の偽装は、個人的には軽い部類だと考えます。その最大の理由は、植物は無機であれ有機であれ、肥料を分解するなどして体内に吸収し、その上で栄養素として活用するものだと信じるからです、有機肥料は土壌の豊かさを長く維持するという長期的観点から重用されるものであり、直ちに作物の品質に直接影響があるものとは、化学屋としては考えられません。スーパーの店頭から外すなどという行為は、ヒステックに過ぎるのではないでしょうか。

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