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2015年12月20日 (日)

名誉棄損

韓国で大統領の名誉棄損の疑いで起訴されていた産経新聞の特派員の裁判で、無罪判決が言い渡されました。もともと常軌を逸した起訴で、無罪判決は当然だったでしょう。言論の自由は、もちろん最大限尊重されねばなりませんが、言論も玉石混交であるのは事実です。

パリでのテロを引き起こしたシャルリエブドの風刺画などは、違う文化に育った人を不必要に不愉快な感情を与えるもので、個人的には見る気にはなれないものです。産経新聞のネットの記事も、韓国の大統領を誹謗する意図はもちろんなかったと思いますが、結果として誹謗したと受け取られる可能性は否定できません。言論人としては反省があってもしかるべきでしょう。

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