カーボンオフセット
COP21でパリに集まった各国首脳は、早くもその多くがパリを離れ帰国の途に就いたそうです。要人中の要人ですから、国を離れる時間は最小限に留めなければならないのでしょう。150か国以上が参加し、各国数分間の演説をし、記念撮影をして、後は事務方にお任せというのでは、失礼ながらあまり効率のいい会議とは思えません。協議・交渉というより、世界が協調して進むと意思表示が中心なのでしょう。
それにしても、首脳が専用機で飛んでいく国も少ないことを思えば、そのための二酸化炭素の排出も馬鹿にならないのではないかと皮肉屋は考えたくなります。憚りながら海外旅行に行くたびに、二酸化炭素の排出を少しでも緩和するために、大阪にある中国の植林事業を行うNPOにささやかな寄付を行うことにしています。COP21にはコストに見合う成果を期待したいものです。
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