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2015年12月21日 (月)

不意打ち

FRBの利上げを意識したわけでもないでしょうが、18日突如日銀が金融緩和の補完処置とやらを発表しました。ETFの購入、購入する国債を短期国債から長期国債に切り替えるなどが内容のようですが、どれだけ意味があるものか素人には分かりません。ただ日銀の発表を受けて、為替市場、株式市場などは短時間に乱高下しました。いわゆる「市場の評価」だけから判断するのも問題ですが、結果から見ても今回の日銀の措置は失敗だったと思わざるを得ません。FRB1年近く前から金利引き上げを打ち出し、市場の反応を見定めていたのに対し、日銀の措置はあまりにも唐突だったと思います。不意打ちは成功すればインパクトは大きいでしょうが、失敗したときは目も当てられません。

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