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2016年1月 6日 (水)

株価急落

イスラーム世界の宗派対立と並んで、新年の波乱をもたらしたのは世界の株式市場の同時急落でした。時間的には東京の市場が先陣を切りましたが、世界を動かしたのは上海の市場でした。今年から導入された株価が急落したら取引を停止し、市場を閉鎖するというルールが発動され、1時間以上早く4日の取引を終えました。それを受けてヨーロッパも軒並み安、大西洋を越えてニューヨークでもダウ平均が300ドル近く下げました。

アメリカの利上げ、原油など資源価格の低下などと並んで、中国の景気後退が今年の世界経済の波乱要因と考えられていましたが、新年早々それが顕在化したようです。日本で特に顕著ですが、世界中で政府のテコ入れで株価が維持されている一面がありますので、不安の連鎖は大きな懸念要因です。

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