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2016年7月30日 (土)

壮行会

ドイツとロシアのテレビがロシアのオリンピック選手団の壮行会を放映していました。クレムリンに選手団を招き、金ぴかの大広間でプーチン大統領直々にロシアの立場を主張し、選手を激励していました。その国がどんな壮行会をやるかはその国の勝手ですが、今回のドーピング疑惑の背景には行き過ぎたオリンピックにおける国家主義があると考える僕は、眉をひそめて見ざるを得ませんでした。

その国の人々の応援が選手の活躍の原動力になるのは否定しがたいところでありますが、反面国家のバックアップが今回の事件の背景にあることも否定できないでしょう。表彰式の国歌演奏も一度止めてみたらとも思いますが、せめて国別のメダル獲得数をメディアが報道するのを自粛してはどうかと思います。

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