日露首脳会談
ウラジオストックでプーチン大統領と安倍首相の首脳会談が行われました。シベリア地区の経済開発を議論するフォーラムで、日本政府はわざわざロシア経済協力相まで選任して、意欲を示すのに躍起でした。「敵は本能寺にあり」で、北方領土問題の進展に期待をかけているようです。ロシアのテレビニュースでも、ウラジオストックで重要な日ロ首脳会談があったと伝えていましたが、モスクワのラブロフ外相を中心にした取材だったようで、ロシアの関心は平和条約問題よりは経済協力にあるようです。
外交交渉には秘密は当然で、国民が中身を知るべきとも思いませんが、現在の世界で横車を通している勢力の1つであるロシアと経済協力を深めるというなら、日本にとって身勝手な理由ではないという説得力が求められるでしょう。
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