ミスター・ラグビー
伏見工業、同志社大学、神戸製鋼で華々しい活躍をした日本を代表するラグビーの名選手、平尾誠二さんが若くして亡くなられました。選手としての実績のみならず、引退してからも監督・マネージャーとして、遺憾なく能力を発揮しました。昨年から病気治療をされていたようですが、我々一般の人間には突然の死でした。
突然の死という意味では、同じく名選手だった宿沢広朗さんも忘れられません。早稲田大学のラグビー部のスクラムハーフとして縦横の活躍をした後、日本遠征に来たスコットランドチームに秩父宮で歴史的な勝利を収めたときの監督でした。銀行マンとしての激務の中で、休暇中のハイキングで帰らぬ人となりました。中心となるべき人を失うのがラグビー界の宿命なのでしょうか。
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