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2016年10月18日 (火)

トップの視察

最近流行るものに、トップの現地視察があるようです。南スーダンに派遣されている自衛隊に「駆け付け警護」の任務を担わせることの是非を判断するため、稲田防衛大臣がとんぼ返りの視察を行いました。小池知事はオリンピックのボート会場の変更を検討するため、宮城県の長沼ボート場を視察しました。

それぞれの是非は簡単には論じられませんが、短時間のトップの視察で決めるというプロセスに、大きな疑問を感じます。忙しいトップに代わって、その問題を専門に考えている担当者がメリットとデメリットをどのように分析し、どう判断すべきだと考えているかが表面に出てこないのは残念です。

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