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2016年10月 8日 (土)

界面活性剤

横浜の病院での点滴液に異物が混入されたという事件で、ニュースで時によって本来別物であるはずの界面活性剤といわれたり、また殺菌剤といわれたりするのに違和感がありました。直近に「ベンザルコニウム塩化物」という化合物名が報道され、ウィキペディアを調べたら載っていました。ベンゼン環と長鎖のアルキル基を親油性分として、親水成分はアンモニウム塩という界面活性剤として働く分子構造を持ち、殺菌作用もあるということで、疑問は氷解しました。

界面活性剤と言えばどこの家庭にもあるおなじみの物ですが、この物質はかなり専門性の高い化合物のように思います。犯人を絞り込むのに有効な情報でしょう。

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