トランプ相場
大統領選挙から1週間、翌日には大幅に下落した株式相場も1日でV字型に回復し、為替相場が円安に振れていることもあって、「トランプ相場」も呼ばれる上昇を記録しています。相場が動くのに納得のいく理由を期待するつもりもありませんが、トランプさんの経済政策が合理性にあるものなのか、疑問を禁じえません。
選挙期間中にトランプさんがクリントンさんを攻撃する大きな理由は、ウォール街との癒着でした。そのトランプさんが、金融の規制緩和などウォール街が歓迎する政策を本気で実行するのでしょうか。インフラ投資など公共投資の拡大も、共和党主流派とは相いれない政策であり、財政の赤字を招くなど、すんなりいくとも思えません。
コメント