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2016年12月19日 (月)

縁故主義

アメリカのトランプ次期政権は、家族を主要なアドバイザーに起用するようです。もちろん家族・親族を公的な政府のポストに登用するには法律の制約があるようですが、法律の制約をスレスレでクリヤーすることを考えているようです。優秀な人々ではあるようですが、異例の人事ではないでしょうか。韓国でも大統領の弾劾にまで発展した事故の病根は、縁故主義にあると聞きます。

百数十年前にアメリカに行った福沢諭吉が「ワシントン大統領の子孫は今どうしているのか」と聞いて、誰も知らなかったのに驚いたという話をどこかで読んだ記憶があります。良き伝統は失われたのでしょうか。

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