学芸員
地方創生大臣が「博物館の学芸員がガンだ。一掃する必要がある」と発言して物議をかもしています。海外からの観光客の受け入れに、文化財の保存という立場から、学芸員が抵抗することが多いのを問題にした発言のようです。
博物館の学芸員という人は知人になく、どういう仕事をしておられるかメディアを通じて知るのみですが、文化財への理解を深めることが大切な仕事としても、まず何よりも文化財を保存することを大切にするのは当然だと思います。永続性に疑問を残す「観光立国」などという掛け声に踊らされて、古くから引き継がれてきた大切なものをないがしろにするのは、将来に禍根を残すことになると思います。
« トルコの国民投票 | トップページ | 貿易協議 »
「文化・芸術」カテゴリの記事
- ベトナムの干支(2023.01.25)
- 東方教会のクリスマス(2022.12.28)
- ウクライナ国歌(2022.03.29)
- 宗教の力(2022.03.13)
- アヤソフィア(2020.07.14)
« トルコの国民投票 | トップページ | 貿易協議 »
コメント