民事再生法

なにかとお騒がせの森友学園が裁判所に民事再生法の適用申請に踏み切りました。積年のさまざまな無軌道経営が重なり、小学校の新設が社会問題化した以上、園児数への影響は避けられず、早晩経営が行き詰まるのではないかと危惧しておりました。せっかく作った校舎を取り壊して、敷地を国に戻すことを余儀なくされれば、経営破綻もやむを得ないでしょう。

それにしても学校関係の民事再生法というのは、正直言って違和感を禁じえません。企業であれば、経営方針を抜本的に見直すというところでしょうが、学校法人でいえば教育方針の見直しということになるのでしょうか。特異な教育理念で経営してきた幼稚園でしたから、それもなかなか難しいのではないでしょうか。