ドラフトチャンバー
茨城・大洗の原子力研究所で放射性物質が飛散する事故がありました。写真を見る限りでは、昔化学の実験室でもお馴染みだったドラフトのように思います。有害な危険物や可読性物質が実験室の中に拡散しないように、内部を真空ポンプで周りより負圧に保つ装置です。プルトニウムなど毒性の強い物質の処理にも使われているとは知りませんでした。放射性物質の取り扱いには、もう少し気密性レベルの高い装置で、万が一の漏れに対処するのかと思っていました。
見たところでは透明なカバーも破損したようには見かけませんでした。容器が破裂したというよりは、内部の圧力が高くなってポンと蓋が開いたというのに近いように思います。
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