原発縮減
マクロン新大統領になって、フランスがエネルギー政策を転換して、原発の稼働を減らすことを志向するようです。40年までに原発を最大17基稼働停止し、再生エネルギーなどの導入に力を入れるようです。原発の数で言って100基以上のアメリカを別として、50基を超える原発を持っているのは、フランスと日本です。発電の5割以上を原子力で支えるという方針をフランス政府は転換するようです。
世界中で厳しくなっている規制基準に適合させるには莫大な費用がかかり、原子力発電の採算が合わなくなってきているのが根本的原因です。日本政府は規制基準に合格したものは稼働させるという、どこか他人任せの方針ですが、世界はもっと主体的な方向に動いているようです。
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