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2017年9月16日 (土)

適格性

東京電力最大の原発柏崎刈羽の安全性審査が最終段階に近づき、東京電力の運転者としての適格性が問題として残されているようです。定期検査データの捏造など数々の手落ちがあった東京電力ですから、適格性が疑われるのも当然と言えば当然ですが、原子力安全委員会はもう少し具体的にその理由を伝えるべきではないでしょうか。

素人考えですが、福島第1原発の事故で考えれば、冷却電源の失われたときに原子炉が使えないことになっても海水を注入するというような決断が現場の責任者に委任されていたのかが問われました。緊急事態における決断が遅滞なく行える体制になっていることが事業者の適格性の判断材料の1つになるのではないでしょうか。

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