カタルーニャ
カタルーニャのスペインからの独立を問う住民投票は、実力を使ってでも阻止しようという中央政府と独立を推進したい州政府の対立の中で行われました。投票箱が警察に押収されたりして、正常な住民投票とは思えませんでしたが、独立賛成は9割を越えていたようです。
僕が初めて「カタルーニャ」という言葉を聞いたのは、大学に入ったとき教養課程の英語の授業で、ジョージ・オーウェルの『カタロニア賛歌』という小説だったと思います。スペイン内戦をテーマにするもので、内容はあまり覚えていませんが、今思い返してみるとタイトルは『カタルーニャ賛歌』でした。オーウェル自身がフランコ独裁政権に対する市民の抵抗運動に対する義勇軍として参加したのではなかったかと思いますが。「カタルーニャ」という言葉は、その時から自主独立の機運の高い土地柄だったのでしょう。
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