心無い言葉

折角立ち上げた新党が、党首の心無い一言で流れが逆転し、分裂の危機を迎えているようです。

アメリカでもトップニュースの1つは、ニジェールで待ち伏せ攻撃にあい戦死した海兵隊員の遺族にかけた大統領の電話が批判を呼んでいます。大統領は電話のときに同席していた民主党の下院議員が発言したのがけしからんと、いささか八つ当たりの非難をしていましたが、電話を掛けた未亡人本人が「大統領の心無い言葉に傷ついた」とテレビインタビューで証言するに及んで、弁解の言葉を失ったようです。もともと首脳部がニジェールで米軍が作戦行動をしていることを把握していなかったのではないかという疑いもでて、マスコミの詮索は姦しいようです。