試験監督
1年前に試験問題に誤りがあったと話題になった大阪大学で、今年の一次試験でも試験監督の教授が居眠りをして、鼾をかいたとお叱りがあったそうです。もちろん褒められた話ではありませんが、社会に知れ渡って大騒ぎするほどの問題だとは思えません。もう20年程前になりますが、大学の先生とお付き合いが少しあったとき、教授の方々が異口同音に不満を口にされていたのは、入試の試験監督をしなければならないという義務でした。
細かい規則を守り守らせねばならず、不正がないかと目を光らせなければならない試験監督という仕事は、大学教授という職業にある人には最も不得手な仕事でしょう。事務処理の仕事にたけた人を臨時にアルバイトとして雇ってでも、入学試験の運営の仕方を変えるべきではないでしょうか。
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