ソユーズ打ち上げ
宇宙基地に長期滞在する宇宙飛行士の交代要員を乗せたソユーズ・ロケットがカザフスタンの基地から打ち上げられましたが、打ち上げ後2分で2段目に着火がうまくいかず、送り込みに失敗しました。宇宙船の緊急切り離しに成功し、宇宙飛行士は無事に生還しましたが、一つ間違えば大惨事になりかねないところでした。何重にも考えられた安全対策に、さすがソビエト以来の歴史を誇るロシアのロケット技術に敬意を表します。
アメリカが人工衛星との往復ロケットから撤退して以来、世界の宇宙飛行士を届ける仕事は、ロシアの独占になりました。現在3人の飛行士が宇宙に滞在しているようですが、予定を越えてあまり長期に滞在してもらう訳にもいかず、ソユーズの事故の原因究明が遅れるようなら、無人になることも覚悟しなければならないようです。
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