看板に偽り
官公庁での障碍者の雇用数について中央省庁が偽りの発表をしていたことに対する弁護士などによる第三者委員会の報告がまとまりました。障碍者の基準を不明朗に扱ったり、10年も前に退職した人をカウントしたりと、従来の官庁の常識では信じられないような誤魔化しがあったが、意図的なものではなかったと結論したようです。
10年間もデータを偽り続けたことが意図的ではないという認定は、何とも不可解でした。誤解を恐れずに言わせてもらえば、障碍者に適した仕事が現実にあるかどうかを抜きにして、一律の就業率を決めること自体に無理があるように思えます。
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