APEC
パプアニューギニアで開催されていたAPEC首脳会談では、APEC始まって以来初めて首脳宣言無しに閉幕されました。貿易戦争に入り込んだアメリカと中国の対立が妥協の余地をなくし、首脳宣言を放棄せざるを得なかったようです。アメリカはトランプ大統領ではなくペンス副大統領が、ロシアはプーチン大統領でなくメドベージェフ首相が出席していましたが、アメリカと中国の間では激しいやり取りは変わらなかったようです。
自由貿易を中国が主張し、関税の強化など保護貿易をアメリカが主張するという、数年前には想像もできなかった事態に、周囲もどう仲を取り持ったらいいか手が出せなかったということでしょう。
コメント