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2018年11月28日 (水)

GM生産縮小

GMがアメリカの本土における生産車種の見直しと縮小、事務職を中心とする人員削減、31ある工場のうち数か所を閉鎖するという計画を打ち出しました。輸入車に対する関税を引き上げてまで国内生産を応援しようとしていたトランプ大統領は、お冠のようです。高関税政策は数年たってみたら国内生産の助けになるどころか、かえって足を引っ張る可能性もあるとは思っていましたが、これほど短期間で反作用が起こるとは予想を超えていました。

どうしてGMがこのような決断に踏み切ったのか速断はできませんが、アメリカの自動車産業が大きな転換期にあるということを、流石にGMの経営者は見通しているのでしょう。部品などのサプライチェーンもメキシコなどに依存するようになり、これまでのガソリン多消費型のアメリカ車の先行きは明るくないことを見通しているのでしょう。

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