パリ燃ゆ
パリのシャンゼリゼが燃えているようです。マクロン政権が打ち出した環境対策費用を捻出するためのディーゼル燃料の値上げにドライバーを中心とする人々が「黄色いベスト」を着込んで反対運動を展開しています。先週末にはそれが暴力的な運動にまで発展し、パリの目抜き通りのシャンゼリゼではショウウィンドーが破壊されるまでに至っています。国民の反対に直面して、マクロン政権も増税案を撤回すること余儀なくされたようです。
反政府デモで「国歌」を聞くのも考えてみれば不思議な気もしますが、フランスの国歌『ラ・マルセイエーズ』はフランス革命のとき革命軍によって謳われたものだそうですから違和感はないのでしょう。
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