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2019年5月20日 (月)

有機フッ素化合物

化学屋としては恥ずかしながら最近知ったのですが、世界に誇る数少ない日本の資源である水資源が、有機フッ素化合物の残留により汚染されているようです。PFOA、PFOSという略称で知られるフッ素原子で置換されたオクタン酸、もしくはパーフロロアルキルスルホン酸がその汚染源のようです。特殊な界面活性剤として使われるもののようで、世界的には3M、デュポン、国内ではダイキンと言った名の知れた企業のようです。

有機フッ素化合物は難分解性を特徴とするものが多く、この場合はそれが裏目に出て、一度汚染されてしまうと、その影響が長く周辺に残ることになるようです。日本はきれいな水には恵まれていると思ってきましたが、それに安住するわけにもいかないようです。

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