高炉停止
28日の日経新聞朝刊によれば、韓国の高炉が停止のピンチに瀕しているようです。その原因は、高炉の安全対策として「ブリーダー弁」と呼ばれる安全弁を開いた状態で操業していたが、その経路は排気ガス浄化設備に接続されていなかったため、有害ガスが排出されていたそうです。それを知った自治体から期間を限定した操業停止が命じられたようです。
ポスコ、現代などの製鉄企業は「世界のどこでもやっていることだ」と反論しているようですが、門外漢にはその当否は分かりません。エネルギー多消費型で、環境負荷も大きい鉄鋼業は、現在の社会には風当たりの強い産業かもしれませんが、なくてはならない素材を社会に提供する基幹産業です。健闘を祈る次第です。
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