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2019年7月12日 (金)

ドイツ銀行

ドイツのテレビZDFなどの伝えるところによれば、経営不振が伝えられていたドイツ銀行が株式売買などの投資部門を縮小し、大幅な人員整理に踏み切るようです。「貯蓄から投資へ」は世界の銀行界の潮流かと思っていましたが、ドイツはもう一度以前の姿に戻って、出直すようです。

世界的に歴史的な低金利の中で、銀行の経営が曲がり角に来ているのは明らかです。日本でも大手の市中銀行は今や3つに集約され、地方銀行は赤字転落の危機に見舞われているところも多いようです。堅実経営として知られたスルガ銀行が、さまざまな不祥事が露呈しているのも、経営環境の悪化と無関係ではないでしょう。ドイツ経済の大黒柱である自動車産業が振るわないということも、ドイツの銀行にとっては手痛いことでしょう。

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